110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

中国経済、28年に世界一 日本は4位転落―英調査

中国経済、28年に世界一 日本は4位転落―英調査
2020年12月27日17時16分
 【ロンドン時事】英有力シンクタンクの「経済経営研究センター(CEBR)」は26日に公表した世界経済の年次報告書で、中国の経済規模が2028年に米国を抜き世界一になるとの見通しを示した。昨年時点の予測から5年前倒しした。一方、日本は30年にインドに抜かれ、現在の3位から4位に転落するという。
 中国が経済規模で長期にわたって世界一を維持してきた米国を抜くことになれば、象徴的な出来事となりそうだ。CEBRは報告書で「中国が新型コロナウイルスの流行を巧みに抑え込んだ一方、西側諸国は長期的成長力に打撃を受けた。この結果、中国の相対的な地位が向上した」と指摘した。 

2030年前後には、日本にも、世界にも何か起こりそうな雰囲気だね。

日本でも、ちょうど、1990年台に経済成長を見直す世論があったように記憶しているが(ゆとり教育なんかもその派生かな)、本当に、経済主流だけで生きられない国になりそうだね。

それには、コロナ禍で厳然と浮上してきた、世代間闘争をどう落ち着かせるかがポイントだろうね。

それとも、その時に、(私も含めた)高齢者層が逃げ切りを考えてしまうかだね。

例えば、団塊の世代がいくらかの財産を、団塊ジュニアに相続させたとしよう、団塊ジュニアはその相続分も含めてなんとか一生を終えたとしても、その子供には、どうだろう?

古くから、3代目は財産を食いつぶすという話があり、初代で栄華を尽くした家も、2代目は、財産を食いつぶしながらも豪勢な暮らしをするが、3代目では破産してしまうというものだ。

日本はその話にうまく適応している、戦後栄華を誇った時代もあったのだが、現在が2代目の状況で財産を食いつぶしている状況かな、そして、3代目は・・・いつ頃かな、もう始まっているのかな?

まぁ、人間の長い歴史を見ると、栄華と衰退は必ず起こることだから、あまり、気にしても仕方がないように思うけれどもね。

逆に変なプライドから、国の衰退を受け入れられない国民が多ければ、悲劇が始まるのではないかな?

今でも、決して貧乏な生活だとは思わないけれどもな、私の子供の頃と比べてね。