110円の知性

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子ども2人乗せた女性の自転車突き飛ばし、車道に転倒させる

子ども2人乗せた女性の自転車突き飛ばし、車道に転倒させる…男を殺人未遂容疑で送検
5/30(日) 14:07配信 読売新聞オンライン
 子ども2人を自転車に乗せて走行していた女性を車道に突き飛ばしたとして、大阪府警寝屋川署は30日、無職渡辺賢太郎容疑者(29)(大阪府寝屋川市)を傷害容疑で現行犯逮捕し、殺人未遂容疑に切り替えて送検したと発表した。容疑を否認している。
 発表では、渡辺容疑者は5月28日夕、寝屋川市の歩道で、男児(6)と女児(1)を自転車に乗せて通行していた女性(36)を横から突き飛ばして車道に転倒させ、女性と男児に軽傷を負わせた疑い。
 現場は片側2車線の国道170号で、交通量の多い幹線道路。事故に遭う可能性が高かったことから、同署は容疑を殺人未遂に切り替え、詳しい経緯を調べる。
 渡辺容疑者は「マスクをしていない男の人が前から現れたので驚き、ぶつかってしまった。わざとではない」と供述しているという。 

記事の内容からは渡辺容疑者はひどい人に見えるが、そもそも、歩道を自転車で通行することにはある程度規制があるはず、まずは、その歩道が自転車通行可であること、これは、コメントの中にも指摘があった、そして、通行可能でも、自転車は、歩行者優先は当然のことながら、通行するには徐行することとあったはずだ。

法律を遵守していて、突き飛ばされたというのなら、本記事には、何も問題はないのだが、歩行者優先でもなく徐行運転もしていないで、なにかのはずみで突き飛ばされた、例えば、相当なスピードで後ろから自転車で接近したときに、渡辺容疑者が、供述のように、前の人を避けようとしてぶつかったのならば、非はどちらにあるのだろうか?

本件は、どちらかというと、女性、子供、車道、そして、渡辺容疑者、書類送検などのキーワードが効いているので、渡辺容疑者が悪者のようにも見えるが、私が不思議に思うのは、自転車が本当に徐行していたのならば、危険な挙動が見えれば、そこで停車できるよね?・・・ということ、なのだ。