菅首相が辞任の意向 総裁選も不出馬

菅首相が辞任の意向　総裁選も不出馬
9/3(金) 11:55配信 共同通信
　菅義偉首相は辞任する意向を固めた。関係者が3日、明らかにした。
  菅首相が辞意　求心力低下、コロナで引責
　菅首相は自民党臨時役員会で「新型コロナウイルス対策に専念したいので総裁選に出馬しない。任期は全うする」と述べた。関係者が明らかにした。

私は、自民党には投票しないということを続けてきた、そう、安倍政権が胡散臭かったのだ。

安倍さんが退いて、菅さんが大勢の票を集めて選ばれた時には、当然違和感を持った。

しかし、コロナ禍は、そういう括りでは無い問題だと思っている。

菅さんのやり方の本質は、良くわからないが、いわゆる真面目な番頭さんという印象は受けた。世論は様々な批判を浴びせてついにここまで追いやったけれども、コロナ禍は東日本大震災以上の事件であり、それも予測不能で難解な事件であると思っている、政府が大きく間違ってもある意味当然だと、それを、経験的に解消していくことが大事なことだとも考えている。

政府の対応について批判だけはする世論、国民を見ながらも、一生懸命に対応しようとする菅氏の姿を見て、私は、少なくとも、ある程度の目処がたつまでは、自粛していこうと思ったし、政権批判はしないでいこうと思った。

たぶん、一番真摯にコロナ禍に対したのは菅さんだと思う、たしかに、真面目だけでは、複雑な世論は動かないけれども、彼の、人格さえ見抜けない世論・国民に対峙してしまうのならば、致し方がない決断だと思う。

私の目利きが間違っていて、感染対策も経済対策も見事に両立させるような、新しい首班を頂くようになれば、それはそれで、自分、間違いであるとして、まぁ、もう、ぼちぼち余命を勘定する年代に入ってきたから、自己満足ながら良しとしよう。

しかし、さらに、国情が悪化したとしたら、もう、その責任は、政治や政治家だけにあるのではなく、国民全体にあると考えたほうが良かろう、または、国の衰退を認識するべきだろう。

私は、「黒い雨」裁判で控訴しなかった菅総理をそれだけでも評価したいと思う。

追記：ホリエモンも評価していたとは・・・

ホリエモン、総裁選不出馬の菅首相は「非常に優れた首相だった」「公約はほとんど実行できている」
9/3(金) 15:44配信 スポニチアネックス
　実業家の堀江貴文氏（48）が3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。菅義偉首相が自民党の次期総裁選に不出馬の意向を表明したことについて語った。
　堀江氏は「すごいニュースが飛び込んで参りました」とこの話題を取り上げ、「二階（俊博）さんには、菅さんのカードの他に石破（茂）さんというカードも持ってるらしくて。石破さんは党員選挙だったら強いんですけど、安倍（晋三）さんと麻生（太郎）さんの派閥は、恐らく岸田（文雄）さんに投票するんじゃないかなと。少なくとも、自民党の議員選挙だったら、岸田さんが有利な状況になると思います」と、今後の動きについて推測。
　また、次期内閣総理大臣が100代目になることから、自民党の高市早苗前総務相の女性初の首相を望む声や、河野太郎行政改革担当相にも意識が向けられていることにも触れ、「非常に混沌としてまいりました」と展開に注目していた。
　菅首相については「個人的には評価しておりまして、ワクチンを優先的に確保できたのは、素晴らしい政治的な成果だと思いますし。後期高齢者の医療費を1割から2割に上げたりとか、携帯電話の料金を下げたりとか、公約はほとんど実行できている。歴代首相の中では非常に優れた首相だったと思っております」と、その功績を称えていた。

さらに追記：田崎さん、いいこと言いますね（ちなみに、この日の「ひるおび」は菅さん不出馬の速報を受けて、当初の報道内容がことごとくひっくり返され、報道事故なのではないかと思われる中継など散見される大混乱に陥りました）。

田崎史郎氏、菅首相を「無責任」と批判の枝野代表に激怒「非常に酷だと思いますね。彼の言い方は」
9/3(金) 13:38配信 スポーツ報知
　３日放送のＴＢＳ系「ひるおび！」（月～金曜・午前１０時２５分）では、菅義偉首相（自民党総裁）が自民党総裁選（１７日告示、２９日投開票）に立候補しない意向を示したことを速報した。
　同番組では、この日午後１時過ぎの官邸での首相の総裁選不出馬表明を生中継。「コロナ対策に専念したい」と不出馬の理由を説明した首相の映像を放送した後、立憲民主党の枝野幸男代表の「国民生活の緊急対応が求められている中でこうした事態に至ったことに対してははなはだ怒りを持って受け止めている。総理も無責任だ」とした会見を放送。
　この映像を見たコメンテーターで出演の政治ジャーナリスト・田崎史郎氏は「僕は枝野さんがおかしいと思いますよ」とバッサリ。
　「菅さんはコロナ対策に自分のエネルギーを注ぐために総裁選に出ませんと。総裁選との両立は難しいからコロナに集中するために今回は出馬しないという論理構成でしょ」と首相の意図を説明した上で「それなのに、コロナ（対策を）やってない。こんな中で辞めるのかというのは…。コロナ対策をやるために出ないわけですから、それは非常に酷だと思いますね。彼の言い方は」と声を荒らげていた。