110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

「侵攻の結末、アジア太平洋に重要」 ウクライナ国防相がロシア非難

news.yahoo.co.jp

私は、直接的な軍事侵攻も問題だが、一見別の要素に見える、経済制裁も問題だと思う。

関係性のない国々まで巻き込んだ、現在の経済の低迷は、ロシアの侵攻を機に始まったNATOEU、G7などの経済制裁によるもので、さらに、軍事産業のある国々はこの時期羽振りが良いはず、見た目以上に、その裏側の泥臭さが目について仕方がない。

ここに来て和平案が各国から出てくるのは、「局地的な紛争で世界を巻き込むな」という、世界からのメッセージだと思っている。

 

「侵攻の結末、アジア太平洋に重要」 ウクライナ防相がロシア非難
6/4(日) 8:30配信
朝日新聞デジタル
 「この戦争の問題は、世界が法の支配により統治されるのか、暴力により統治されるのかだ」
 ウクライナのレズニコウ国防相は3日、シンガポールで各国の国防関係者らを前に、静かに訴えた。
 米中を含む安全保障の担当閣僚らが参加するアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)の2日目。「欧州大西洋とアジア太平洋の安全保障の管理」と題したセッションで演説したレズニコウ氏は、「エネルギー、食料、移民、メディアなどすべてを武器化し、核で脅している」とロシアを強く非難した。
 演説では、ロシアによる侵攻がアジア太平洋地域に与える影響の深刻さを、繰り返し訴えかけた。
 「この戦争と結末はウクライナだけでなく、アジア太平洋を含む世界全体にとって重要だ」と強調。
 侵略が成功すれば、紛争に対して武力を行使しようと考える政権に力を与えることになると述べ、「(ロシアのたくらみが)成功する見込みもないと証明することが、歴史が繰り返されないようにする唯一の方法だ」と協調を求めた。
 同時に、「自国のためだけでなく、国家の成功や独立、繁栄を望む全ての人の権利のために戦う」と、ロシアに抵抗していく姿勢をあらためて示した。(シンガポール=其山史晃、大部俊哉)