バタイユは好きなんだけれど、よくわからないんだよ。
でも、この著作を読むと、なんとなく、いろいろ見えてくるのだよ。
文章は哲学的だけれど、哲学では無いよ、むしろ、反哲学だよ。
そして、非-知は、ある意味、意識を超越したその境界なんだよ、でも、
形而上学や宗教ではないんだよ。
人間の認識の限界を示しているし、人間中心主義には反対なんだよ。
でも、ハイデッカーは嫌いなんだよ(何か似てるところがあるけど)。
そんなことで、読んで行くと、虚無的になるのだけれど、最後は、笑い飛ばされるんだよ。
これはなんだろう?