110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

中国製ギョーザ事件について

 今回の中国製のギョーザの事件は今後の展開がどうなるかですが、これについて「製造物責任」という事を思い出した。
 ちなみに、国内ではPL法が施行されてひとつのルールが確立されている。
 それまでは、企業に対して、特に被害者が個人であった場合でも、その製造物の瑕疵を立証するのは、被害者側であった、そのために、多大な労力、莫大な費用が必要で、実質的に裁判で争う道が制限されていたようにも思う。
 今回は、更に国際間での法制度の差や、企業間契約、政治的な影響など、複雑な要素が絡んできそうだ。
 この思想の差異について、冷静に見ていかねばならない局面になるように思う。

 追記、まだ、明白な判断が下せない状況で、中国側が悪いと言うような判断でこのコラムを書いてしまった、また、実際の国内市場も、ある意味過剰反応(パニック)している様なニュースが伺われる。
 とにかくも、事件の内容がある程度確認されるまで、冷静に見守ることが必要であろう。