夢・アフォリズム・詩(フランツ・カフカ著)
吉田仙太郎氏の編訳による、カフカの日記や手紙などから抜粋した断片を寄せ集めたもの。
小説よりは、読みやすいところもある、本書はは平凡社ライブラリーで読むことができる。
流石に、カフカは人気があるようで、版も重なっていた。
小説よりは、読みやすいところもある、本書はは平凡社ライブラリーで読むことができる。
流石に、カフカは人気があるようで、版も重なっていた。
カフカを読んでいて、ふとシモーヌ・ヴェイユという人の作品を思い出した。
両者ともに、何か純粋に宗教的であり、そのために、私たちが見えないモノを見ることができるのではないかと、思ってしまう。
回りの人が見えないモノが見えるとはどういう事だろう?
それは、異端であるということになる。
異端であることは、どういうことだろう?
それは、あるときに迫害を受けることである。
両者ともに、何か純粋に宗教的であり、そのために、私たちが見えないモノを見ることができるのではないかと、思ってしまう。
回りの人が見えないモノが見えるとはどういう事だろう?
それは、異端であるということになる。
異端であることは、どういうことだろう?
それは、あるときに迫害を受けることである。
カフカが精神的に追い詰められているのはなんとなく了解してしまう。
奥は深いが、意外に読みやすい本なので、興味がある人は一読されれば良いと思う。
自分の興味にふさわしい、一つのアフォリズムを・・・
自分の興味にふさわしい、一つのアフォリズムを・・・
あるのは『所有』ではなく『存在』だけだ。最後のひと息を、息絶えることを、切に望む『存在』だけだ。