寂しいこと

　「淡海書房」という古本屋が店を閉める。
　西武新宿線「新井薬師前」駅から数分のところにある。
　ここは、個人的には誰にも教えたくなかった古本屋であった、随分と良い本を案外安く手に入れられた。
　今から考えると、店じまいを考えていたので、損得抜きに安価に出していたのかもしれない。
　小さな駅の古本屋には意外に良い品揃えの店がある、ただし、店主が高齢なところも結構多い。
　そんなことを考えると、先行きに不安を感じるところもある。

　私の家の周りにある「良い古本屋」が一軒消えてしまう･･･

この画像の様な光景もあと一週間ほどで見れなくなることでしょう。
　すでに、中の書棚はかなり整理されていて、昨日あった本が本日には無くなるという有様。
　「店」というのも、まさに生きているのではないかと感じた。