110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

ユング心理学入門(河合隼雄著)

 本書は培風館1967年初版刊行のもの(手元のは1999年第47刷)。

 心理学について、少しまとめて読書をしてみようと思った(いつまで、継続するかはわからないけれども)。
 先だっては、「精神分析(土居健朗著)」を読んで、次は、ユングの入門書という形で推移している。

 それぞれの、学説による精神療法の理論的なものや考え方(思想)についても興味があるが、そもそも、哲学というものとどのように異なるのか・・・・例えば、現象学などと・・・についても一考させられる。
 そして、それらが、生理学などの自然科学系の学問とどう統合されるのか・・・やはり無理なのか・・・が興味のあるところでもある。
 例えば、ピアジュという人の考える心理学とはどう異なるものなのか?

 そんなことも考えつつ、自分の心理・内面についても思いを凝らしてしまうのであった。