裸のサル(デズモンド・モリス著)
本書は河出書房新社刊行のものを読む、現在は角川文庫版で読めるようだ。
裸のサルとは人間のこと、副題にもあるように「動物学的人間像」に関する著作だ。
初版は1969年、40年も前の本だが、これが結構楽しく読める。
人間(様)と言っても、他の動物と変わらないところがたくさんあるんだぞ・・・ということだ。
しかし、他の動物と違ってしまった部分が、とても危ないのだ・・・という警告も同時に示している。
(エデンの園から追放されたところかな・・・・?)
そして、読むと気づくのだが、当時の統計と現在の統計、たとえば離婚率などが大分異なることに気づく。
さて、それは進化なのだろうか?
その要因として、本書が著された時と比べ、社会環境の変化があるように思う。
それは、男性・女性という、社会内での役割区分が不鮮明になってきたことに拠るのではないかと思う。
そして、その変化に、特に男性(が作ってきた社会)が対応できないのではないか。
まぁ、そんな事を考えながらも楽しく読める本。
裸のサルとは人間のこと、副題にもあるように「動物学的人間像」に関する著作だ。
初版は1969年、40年も前の本だが、これが結構楽しく読める。
人間(様)と言っても、他の動物と変わらないところがたくさんあるんだぞ・・・ということだ。
しかし、他の動物と違ってしまった部分が、とても危ないのだ・・・という警告も同時に示している。
(エデンの園から追放されたところかな・・・・?)
そして、読むと気づくのだが、当時の統計と現在の統計、たとえば離婚率などが大分異なることに気づく。
さて、それは進化なのだろうか?
その要因として、本書が著された時と比べ、社会環境の変化があるように思う。
それは、男性・女性という、社会内での役割区分が不鮮明になってきたことに拠るのではないかと思う。
そして、その変化に、特に男性(が作ってきた社会)が対応できないのではないか。
まぁ、そんな事を考えながらも楽しく読める本。