植物知識(牧野富太郎著)
本書は1949年逓信省より「四季の花と果実」と題して刊行されたもの、私は講談社学術文庫版(1981年初版)のものを読む。
自然には興味があると思い込んでいるようだ、鳥にしろ花木にしろ興味はあるのだ。
しかし、その名前や、各種の名称を覚えたり、実益を兼ねて野草を採集したりはしないのだ。
これは、似非自然派であろうか?
それでも、やはり、自然に絡むものは読んでしまう。
いや、本書については、現在進行中の「講談社学術文庫版」縛りだからか・・・?
まぁ、複雑な心境である。
さて、本書は、冒頭に面白い文章がある。
時代性を考えて読むのだ。
「ゆえに生物学上から見て、そこに中継ぎをし得なく、その義務を怠っているものは、人間社会の反逆者であって、独身者はこれに属すると言っても、あえて差しつかえはあるまいと思う。つまり天然自然の法則に背いているからだ。人間に男女がある以上、必ず配偶者を求むべきが当然の道ではないか。」
生物は、すべからく、増えるために存在するのだ・・・(そのとおり)。
独身者の私としては頭が下がってしまう、・・・社会の、反逆者であるのだ。
ただし、「人間社会」のではなく「自然界」だとは思うが。
本日は、屁理屈が多い。
自然には興味があると思い込んでいるようだ、鳥にしろ花木にしろ興味はあるのだ。
しかし、その名前や、各種の名称を覚えたり、実益を兼ねて野草を採集したりはしないのだ。
これは、似非自然派であろうか?
それでも、やはり、自然に絡むものは読んでしまう。
いや、本書については、現在進行中の「講談社学術文庫版」縛りだからか・・・?
まぁ、複雑な心境である。
さて、本書は、冒頭に面白い文章がある。
時代性を考えて読むのだ。
「ゆえに生物学上から見て、そこに中継ぎをし得なく、その義務を怠っているものは、人間社会の反逆者であって、独身者はこれに属すると言っても、あえて差しつかえはあるまいと思う。つまり天然自然の法則に背いているからだ。人間に男女がある以上、必ず配偶者を求むべきが当然の道ではないか。」
生物は、すべからく、増えるために存在するのだ・・・(そのとおり)。
独身者の私としては頭が下がってしまう、・・・社会の、反逆者であるのだ。
ただし、「人間社会」のではなく「自然界」だとは思うが。
本日は、屁理屈が多い。