ニーチェと悪循環(ピエール・クロウスキー著)
本書は1989年哲学書房刊行のもの、私は、ちくま学芸文庫版で読む。
本書は、可愛そうに105円であった。
そして、ニヒリズムの哲学者と言われるニーチェについての良い解説書であるように思う。
ニーチェは、その時に狂気に陥った、それは、正しい人間の反応だったのか、それとも、奇しくも本人の持病に起因するものなのか、判断がしかねるものだが、後代の私たちは、それと同様な環境で(何故か)平静と日々をすごしている。
これは、良いことなのか、悪いことなのか?
そもそも、「力への意志」を、どのように理解するのか?
いや、そもそも、ここに言葉を書き連ねることで、すでに、その術中に陥っているのではないのか?
その術中とは何なのか?
この状況では、沈黙する他ないのだろうか・・・・・?
本書は、可愛そうに105円であった。
そして、ニヒリズムの哲学者と言われるニーチェについての良い解説書であるように思う。
ニーチェは、その時に狂気に陥った、それは、正しい人間の反応だったのか、それとも、奇しくも本人の持病に起因するものなのか、判断がしかねるものだが、後代の私たちは、それと同様な環境で(何故か)平静と日々をすごしている。
これは、良いことなのか、悪いことなのか?
そもそも、「力への意志」を、どのように理解するのか?
いや、そもそも、ここに言葉を書き連ねることで、すでに、その術中に陥っているのではないのか?
その術中とは何なのか?
この状況では、沈黙する他ないのだろうか・・・・・?