東山魁夷小画集(東山魁夷著作)
本書は、新潮文庫版で読む(見る)。
6冊のブックセットで、「京洛四季」「森と湖と」「ドイツ・オーストリア」「中国への旅」「唐招提寺全障壁画」「風景との巡り合い」という構成。
風景画として、山と海の題材が多いのだが、私はもっぱら、山の風景に魅かれる。
以前、山登りをしていたことが影響していたのが原因だろうか、どこかで見たことがあるように思うのだ。
しかし、それぞれ描かれた風景は、青、緑、白、そして墨などの各色を濃く表し、フィルターを掛けたような色合いなのだが、却って、その色合いの方が現実のように思ってしまうのだ。
それは、心象に近い色なのだろうか?
霧や雪に霞む森林は、確かに青いのだ、とそう思い出すのだ。
6冊のブックセットで、「京洛四季」「森と湖と」「ドイツ・オーストリア」「中国への旅」「唐招提寺全障壁画」「風景との巡り合い」という構成。
風景画として、山と海の題材が多いのだが、私はもっぱら、山の風景に魅かれる。
以前、山登りをしていたことが影響していたのが原因だろうか、どこかで見たことがあるように思うのだ。
しかし、それぞれ描かれた風景は、青、緑、白、そして墨などの各色を濃く表し、フィルターを掛けたような色合いなのだが、却って、その色合いの方が現実のように思ってしまうのだ。
それは、心象に近い色なのだろうか?
霧や雪に霞む森林は、確かに青いのだ、とそう思い出すのだ。