ある異常体験者の偏見(山本七平著)
本書は1974年文藝春秋社刊行のもの、私は文春文庫版で読む。
最近の山本という姓の著者とは相性が良いのだろうか?
山本夏彦氏とともに山本七平氏も私のお気に入りだ。
『「戦前」という時代(山本夏彦著)』を出したのだから、本書も対抗として出す。
そして、第二次世界大戦を、表から裏から眺める。
片や、飢餓があったと言い、片や、飢えるということはないと言う。
一見、矛盾しているようで、お二方が出会ったら喧嘩をしそうだが、共同で対談集を出している。
それは何故か?
それは、この戦争で誰かが嘘をついていたのではないか?・・・というところで、共通の意識があるからではないだろうか?
まぁ、その点については、興味がある方への(読書感想文)宿題として、本書で特筆は「アントニーの詐術」というもので、ひとつのレトリックとも言えるものだろう。
要件は、(埆犬虜晶儉¬笋いけの詐術0貘隆兇虜晶僂如△海離好謄奪廚如大衆を扇動するのだ。
そして、この方法の怖いところは、自己暗示的に、あたかも自分の意思のような振りをして、外から思考を吹き込むのだ。
そんなことに興味を持った方は、立ち読みしてくださいませ、ちなみに、既にして105円でございます(BookOff)。
この両山本(七平・夏彦)氏の素敵なところは、両者とも哲学者(思想家)だと思うところだ。
自分でとことん考えたことを、書物として著している、そこが良いのだ。
最近の山本という姓の著者とは相性が良いのだろうか?
山本夏彦氏とともに山本七平氏も私のお気に入りだ。
『「戦前」という時代(山本夏彦著)』を出したのだから、本書も対抗として出す。
そして、第二次世界大戦を、表から裏から眺める。
片や、飢餓があったと言い、片や、飢えるということはないと言う。
一見、矛盾しているようで、お二方が出会ったら喧嘩をしそうだが、共同で対談集を出している。
それは何故か?
それは、この戦争で誰かが嘘をついていたのではないか?・・・というところで、共通の意識があるからではないだろうか?
まぁ、その点については、興味がある方への(読書感想文)宿題として、本書で特筆は「アントニーの詐術」というもので、ひとつのレトリックとも言えるものだろう。
要件は、(埆犬虜晶儉¬笋いけの詐術0貘隆兇虜晶僂如△海離好謄奪廚如大衆を扇動するのだ。
そして、この方法の怖いところは、自己暗示的に、あたかも自分の意思のような振りをして、外から思考を吹き込むのだ。
そんなことに興味を持った方は、立ち読みしてくださいませ、ちなみに、既にして105円でございます(BookOff)。
この両山本(七平・夏彦)氏の素敵なところは、両者とも哲学者(思想家)だと思うところだ。
自分でとことん考えたことを、書物として著している、そこが良いのだ。