古典落語(興津要編)
本書は、講談社文庫版で読む、どうも最近講談社学術文庫版で出ているようだが、きちんと確認していない。
また、今のところ、古典落語(上下巻)を読んだまでで、実は、続、続々と続くのだ、すなわち、それほど(落語とは)奥行きの広い世界なのであろう。
明治、大正、昭和の落語家の速記録だから、貴重な資料であるとともに、落語は単に笑い話ではないところに気がつく。
昨今の尋常でない感動のさせ方はないのだが、それがよいところだと思うのだ、下巻の巻末にある「子別れ」では思わず感動して泣けてくるという、我ながら単純な人間性を思い知るのだ。
そして、ここには、今は数少ない、カタカナの無い日本語の世界がある。
それも、今は昔の物語ではある。
また、今のところ、古典落語(上下巻)を読んだまでで、実は、続、続々と続くのだ、すなわち、それほど(落語とは)奥行きの広い世界なのであろう。
明治、大正、昭和の落語家の速記録だから、貴重な資料であるとともに、落語は単に笑い話ではないところに気がつく。
昨今の尋常でない感動のさせ方はないのだが、それがよいところだと思うのだ、下巻の巻末にある「子別れ」では思わず感動して泣けてくるという、我ながら単純な人間性を思い知るのだ。
そして、ここには、今は数少ない、カタカナの無い日本語の世界がある。
それも、今は昔の物語ではある。