110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

電子書籍は出版業界の救いになるのか?

 電子書籍の端末の記事を最近目にするのですが、これは、現在低迷している出版業界に対して効果があるのでしょうか?
 当面、興味がある人が端末を購入したり、今まで本を読んでいなかった人が、改めて読書したりするのでしょうが、もともと、読書をしなかった人は、この端末を導入することで読書をするようになるのでしょうか?
 多分、そこのところが、すなわち、端末の普及と根本的な読書習慣というところの溝になるのではないかと思います。

 既に速読術を会得している人や、マンガを読むには良いかもしれませんね。
 雑誌などは知らぬ間に増えて場所をとることが無くなる分は良いかもしれません(これは、雑誌は読むところが少ないという意味になるかもしれませんけれども)。

 そうすると、のろのろと読書している人に対してはいかがなものでしょうか?
 多分、私もどこかの端末は買と思うのですが・・・。