第一次経済白書(経済安定本部編)
本書は講談社学術文庫版で読む。
戦後、昭和22年に刊行されたこの第一次経済白書はひとつの画期的な著作物である。
本書は政策の書でもあると解説に記されている、この翌年からの白書は、政治色は薄れていきまさに経済白書になっていくらしい、その点で本書は画期的なのであり、二度と現れないものなのかもしれない。
財政・産業・家計すべてが赤字である状況、その状況を少しでも好転させるにはどうするのか?
その結果(だけ)を私たちは知っている、そして、現在まったく別の意味で日本は危機に直面しているように思う。
本書自体の内容は現在の解決策にはならないと思うが、その姿勢は見習うべきところがあるように思うのだが。
戦後、昭和22年に刊行されたこの第一次経済白書はひとつの画期的な著作物である。
本書は政策の書でもあると解説に記されている、この翌年からの白書は、政治色は薄れていきまさに経済白書になっていくらしい、その点で本書は画期的なのであり、二度と現れないものなのかもしれない。
財政・産業・家計すべてが赤字である状況、その状況を少しでも好転させるにはどうするのか?
その結果(だけ)を私たちは知っている、そして、現在まったく別の意味で日本は危機に直面しているように思う。
本書自体の内容は現在の解決策にはならないと思うが、その姿勢は見習うべきところがあるように思うのだが。