埋もれた日本(和辻哲郎著)
本書は昭和26年新潮社刊行のもの、私は新潮文庫版で読む。
最近の日本は、何かおかしな感じがするそんなことを思っていた時に目に入ったのが本書で、いみじくも現在の状況を表しているようにも思えたのだ。
そういう本書は、著者が主に昭和25年に発表した20編の文章が集められたものだ。
ちなみに、「埋もれた日本」と表題されたものは、かつて日本の文化は比較的に開かれていたものだったが、江戸時代の鎖国を象徴とするように閉じられたものになったとするもの、その原因はその当時の主流に林羅山が納まったことによるのではないかというもの。
人選によりその体制が変わってしまい、有望な人材の芽を摘んでしまうということへの警句なのだろう。
鎖国は自発的なものだが、これとは逆に、回りから敬遠されて、実質的に鎖国(村八分)という状況は想像したくないものだ(現在の日本の状況は・・・・?)。
最近の日本は、何かおかしな感じがするそんなことを思っていた時に目に入ったのが本書で、いみじくも現在の状況を表しているようにも思えたのだ。
そういう本書は、著者が主に昭和25年に発表した20編の文章が集められたものだ。
ちなみに、「埋もれた日本」と表題されたものは、かつて日本の文化は比較的に開かれていたものだったが、江戸時代の鎖国を象徴とするように閉じられたものになったとするもの、その原因はその当時の主流に林羅山が納まったことによるのではないかというもの。
人選によりその体制が変わってしまい、有望な人材の芽を摘んでしまうということへの警句なのだろう。
鎖国は自発的なものだが、これとは逆に、回りから敬遠されて、実質的に鎖国(村八分)という状況は想像したくないものだ(現在の日本の状況は・・・・?)。