110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

まさに「お上」である。

 命令すれば動くという幻想ではないのか?
 何だろう、この緊急時にも何か中央の権力を誇示したいのだろうか?
 権力に酔っているのだろうか。

市町村が申請窓口とは…東電仮払金に怒る首長
読売新聞 4月16日(土)6時41分配信

 東京電力福島第一原発の事故を受けて15日、避難住民らに1世帯100万円、単身世帯には75万円を支払うと正式発表した仮払金。

 東電は約5万世帯を対象に周辺市町村と調整し、準備が整い次第、避難所で説明会を開いて手続きを始めるとするが、首長らからは批判の声が上がった。

 東電は、申請方法について、郵送や避難所での東電社員への手渡しなどを挙げ、「自治体と協議」とした。しかし、政府の原子力被災者生活支援チームが自治体に配布した資料には、申請について「市町村の窓口で受け付け、東電より直接支払う」と記されている。

 二本松市に役場機能を移転させた、浪江町馬場有町長は「我々は日常業務だけで精いっぱい。とても無理だ」と話し、富岡町佐藤秀夫総務課長も「東電には、自分たちで誠意を持って対応する姿勢が感じられない」と憤った。 最終更新:4月16日(土)6時41分

ちなみに
 枝野官房長官は29日午後4時過ぎに記者会見し、政府の原子力災害対策本部の下に原子力被災者生活支援チームを発足させたことを明らかにした。


 海江田経済産業相がチーム長を務め、経産省を中心に関係各省庁の事務方が結集。避難受け入れ体制、除染体制の確保、物資補給、被曝(ひばく)医療、環境モニタリング、情報提供などを行う。

(2011年3月29日16時17分 読売新聞)