110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

やはり、もったいない

 この前の風呂の改修を期に、すこし、家の中を整理してみようかと画策している。
 まずは、我が家の古着だ。
 当然、どこかにくれてやれば良いと思い調べると、そういう寄付行為は有料で、さらに余り喜ばれないという結論になった、ちなみに(わが国での)ベストな対応とは「捨てること」だという。

 私の敬愛している(故)山本夏彦は、「食べ物を捨てる民族(国家)は滅びる」と、記し続けたが、生存の3台要素である「衣食住」の「衣」に対しても、こんな対応しか出来ない国になってしまった。
 それでも、これから少しづつ、ゴミ出しで捨てていくつもりだ。
 それらは、高温の炎で焼却されることになるわけだ。

 私の個人的な思い込みだが、こんな国や社会には、長く生きていたくないなと(ふと)思った。
 なにか、基本的なコト、普通だと思うコトに対する、自分の感覚がこのところ覆されているのだ。