110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

林達夫著作集(林達夫著)

 本書は、平凡社刊行の物、全6巻+別巻1の合計7冊であるようだ(別巻1とあるのでその続編を予定されていたようだが実際には刊行されていないようだ)

 先月はこの著作集を読む事を目標にしたが今月までずれこんでしまった。
 内容については、検索してもらえばわかることなのでただ感想を記せば、本当の知識人というのはいるのだということ、林達夫という人は、主著と呼ばれるべき本を書かなかった人だが、それでも、知識人と呼ばれる人で、この著者を知らなかった人は少ないのではないか?
 
 本著作集を読んでいて、自分には未だ読めない領域にある文章が多々あった。
 まだまだ修業が足りないわけだ。
 
 いつかまた、もう少し読み込める日が来ると嬉しい作品集であり著者である。