「判断力」を強くする(藤田晃治著)
本書は講談社ブルーバックス。
立ち読みするとなんとも悩ましい始まりかたではないか、自分の人生の分岐点での判断の仕方では、もしかするとセレブになっていたかもしれない、その判断のためのいくつかの指標を記すなどというなどというような趣旨が書いてあれば思わず乗ってしまうではないか?
さらに、帯に、本著者の著作累計は60万部という文句があれば、気もそぞろに手が伸びたりするわけだ。
これこそ、まさに小市民のなせる業であろう(定価800円で、一時とはいえ本当にセレブになる夢を描いたわけだ)。
ちなみに、私的な感想としては、本書で言いたい事は、結果的に間違った判断をしなければ、その判断が正しいということのようだ。
なんだか、へんだよね、未来におこるであろう結果で、現在の判断を評価するのでは、何か、因果関係が逆のような気がする・・・でも、それが、結論だ、そのために参考とするための手法のひとつが本書には描かれている。
一つ前に「エコロジーのための経済学」という本でプラトンという名前を出したが、本書でも、またプラトンを思い出してしまった。
正しい判断をするということは、究極的に「善」である、それならば「究極の善」=「善のイデア」がわかれば、正しい判断であるはずだ。
ところで、その「善のイデア」とは何か?
さあ、プラトンの全集でも読もうか!
立ち読みするとなんとも悩ましい始まりかたではないか、自分の人生の分岐点での判断の仕方では、もしかするとセレブになっていたかもしれない、その判断のためのいくつかの指標を記すなどというなどというような趣旨が書いてあれば思わず乗ってしまうではないか?
さらに、帯に、本著者の著作累計は60万部という文句があれば、気もそぞろに手が伸びたりするわけだ。
これこそ、まさに小市民のなせる業であろう(定価800円で、一時とはいえ本当にセレブになる夢を描いたわけだ)。
ちなみに、私的な感想としては、本書で言いたい事は、結果的に間違った判断をしなければ、その判断が正しいということのようだ。
なんだか、へんだよね、未来におこるであろう結果で、現在の判断を評価するのでは、何か、因果関係が逆のような気がする・・・でも、それが、結論だ、そのために参考とするための手法のひとつが本書には描かれている。
一つ前に「エコロジーのための経済学」という本でプラトンという名前を出したが、本書でも、またプラトンを思い出してしまった。
正しい判断をするということは、究極的に「善」である、それならば「究極の善」=「善のイデア」がわかれば、正しい判断であるはずだ。
ところで、その「善のイデア」とは何か?
さあ、プラトンの全集でも読もうか!