EVANGELION ORIGINAL(庵野秀明他)
本書は富士見書房刊行のもの。
このアニメは一世を風靡したものだが既に20年近くも前の話なのだ。
私はこのアニメを断片的にしかみていないし、その渦中にあったときには覚めていた。
ところが、最近古本で当時のものが安価に手に入ることに加え、庵野秀明や宮崎駿といったアニメを作るという作業(これは映画を作るということにも通じると思うが)、すなわち、何かを創り出すということに興味があり、どちらかといえば作品より対談などを読むことが多くなった。
その延長線上で本書を見つけて、一度、前作読んでみるかという次第となった。
この作品を論理的に追いかけて矛盾を導き出ことは簡単なことだろう、とくに、世間で取り沙汰された最後の2話については、論理を追えば破綻する。
しかし、ある意味「実存」についての考察と言える本作がなぜ20世紀の終わりに出てきたのかということに興味を覚えてしまうのだ。
本作は、今、その思想性自体での影響は薄れていると思う、しかし、作品は神格化されたようだ、まぁ、それこそが人類の本来姿なのだろうか?
このアニメは一世を風靡したものだが既に20年近くも前の話なのだ。
私はこのアニメを断片的にしかみていないし、その渦中にあったときには覚めていた。
ところが、最近古本で当時のものが安価に手に入ることに加え、庵野秀明や宮崎駿といったアニメを作るという作業(これは映画を作るということにも通じると思うが)、すなわち、何かを創り出すということに興味があり、どちらかといえば作品より対談などを読むことが多くなった。
その延長線上で本書を見つけて、一度、前作読んでみるかという次第となった。
この作品を論理的に追いかけて矛盾を導き出ことは簡単なことだろう、とくに、世間で取り沙汰された最後の2話については、論理を追えば破綻する。
しかし、ある意味「実存」についての考察と言える本作がなぜ20世紀の終わりに出てきたのかということに興味を覚えてしまうのだ。
本作は、今、その思想性自体での影響は薄れていると思う、しかし、作品は神格化されたようだ、まぁ、それこそが人類の本来姿なのだろうか?