110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

疑問が残ること

こんな記事があった。
防衛省は9日、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設先の名護市辺野古の海底に大型コンクリート・ブロックを設置したことがサンゴ礁を損傷したと県側が指摘していることについて、沖縄防衛局が行った調査結果を公表した。サンゴ礁の損傷は認めたものの、「生態系に大きな影響を与えていない」と結論付けた。
防衛局によると、調査対象は、2月に立ち入り禁止海域を示すブイ(浮具)を固定するために設置したブロックの周辺75地点。94カ所のサンゴ群体で損傷が確認されたが、損傷程度は最大45センチで、全体の94%は20センチ以下だった。この結果について、防衛局が問い合わせた専門家は「影響は軽微だ」と判断したという。
 生態系の損傷は短期的な直接被害だけではないはず。
 なぜ「結論付け」られたのだろうか?
 この防衛局が問い合わせた専門家は、もし本件長期的に見て間違いがあったとすれば、損害賠償でもする気なのかしら?

 沖縄防衛局の調査報告を全文読んでいるわけではないが、この記事の書き方からすると何か釈然としない感じがする。

 よりも、もっと慎重であるべきではないのか、科学者は?

 原子力行政も数十年経過したときに発生したとある事件で見解がかわったのではないか?
 本当は事故が発生したからではない、要因は内在していたのだ。