森は生きている(富山和子著)
本書は講談社青い鳥文庫版。
「小学中級から」と書いてあるが、大人の顔をした私の役にも立つ本である。
本書を代表に選んだのだが、この他に「川は生きている」と「道は生きている」があり、この3部作を読むのがお勧めだ。
本書は1984年に刊行され30年以上前の本だがその趣旨は色あせない。
この本は単なる環境問題を扱った本ではない、日本という国が諸外国に比べて自然(森林)が多いこと、その森林を維持するには人の手が入っていること、現在のように海外からエネルギーを輸入する前は、山の存在が大きかったこと、その山(森林)を要として、道や川が流れていること。
それが、この3部作のつながりだと思う。
この先いずれ、エネルギー問題で人類はなんらかの決断を迫られるだろう。
しかし、そういう状況に陥ったときに私たちのいるこの国は自然が豊富であるということが大きな救いになるかもしれない。
ただし、その時に絶対的に環境が変わってしまっていればどうしようもないのだが・・・
「小学中級から」と書いてあるが、大人の顔をした私の役にも立つ本である。
本書を代表に選んだのだが、この他に「川は生きている」と「道は生きている」があり、この3部作を読むのがお勧めだ。
本書は1984年に刊行され30年以上前の本だがその趣旨は色あせない。
この本は単なる環境問題を扱った本ではない、日本という国が諸外国に比べて自然(森林)が多いこと、その森林を維持するには人の手が入っていること、現在のように海外からエネルギーを輸入する前は、山の存在が大きかったこと、その山(森林)を要として、道や川が流れていること。
それが、この3部作のつながりだと思う。
この先いずれ、エネルギー問題で人類はなんらかの決断を迫られるだろう。
しかし、そういう状況に陥ったときに私たちのいるこの国は自然が豊富であるということが大きな救いになるかもしれない。
ただし、その時に絶対的に環境が変わってしまっていればどうしようもないのだが・・・