110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

「岩波ブックセンター」経営の(有)信山社が破産

 私は古本読みなのでこういう事には無力だと反省してしまう。
 何回かお世話になったことはあるのだが、本当に微力だった。
 牽引役である経営者がいかに重要なのかに気づかされてしまう。
 また、負債総額が意外に小さい様に思えるのは、この業界が投資対象ではないということなのだろうか?
 それも悲しい話だが!!

(有)信山社TSR企業コード:022430504、法人番号: 8010002031530、千代田区神田神保町2-3、設立平成12年8月14日、資本金300万円、故柴田信代表)は11月25日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には和田一雄弁護士(山近・矢作法律事務所、千代田区有楽町1-13-1、電話03-3215-5410)が選任された。
 負債総額は約1億2700万円。
 東京・神田神保町で(株)岩波書店TSR企業コード:290016118、法人番号: 6010001010826)発行の書籍販売を中心とした「岩波ブックセンター」を経営していた(岩波書店との資本関係は無い)。人文・社会科学系の専門書、新書、文庫をはじめ岩波書店が刊行する書籍の大部分を取り扱っていることで広く知られ、多くの書店が集中する神保町界隈でもランドマーク的な存在として知名度を有していた。
 しかし、28年10月に代表の柴田取締役会長が急逝。事業継続が困難となり11月23日より店舗営業を休業し、動向が注目されていた。