選択の科学(シーナ・アイエンガー著)
本書は文芸春秋社2010年初版刊行のもの。
amazonのコメントでも良い評価、実際読んでみても良い本だと思う。
第2講で「集団のためか、個人のためか」という章があり、日本はどちらかというと集団的な選択の文化だと解釈されているように思った。
しかし、昨今の日本では個人主義の比重が高いのではないかと穿っている。
そして、その集団主義と個人主義が世代間の考え方の違いになっているのであり、その軋轢があるのではないかという仮説を立てた。
(電通の事件は、まさに集団主義と個人主義の葛藤ではないのか?なんてね)
本書はそういう観点から読んで面白かった。
たくさんの情報や商品があり、それを自由に選択できる事は、必ずしも幸せではないことに気づいた。
また、自分に関する選択のうちには、いかに理性的に判断しようと、自分一人では解決できなくて、遺恨を引きずるような種類もある事を、自覚することが大事だと思った。
amazonのコメントでも良い評価、実際読んでみても良い本だと思う。
第2講で「集団のためか、個人のためか」という章があり、日本はどちらかというと集団的な選択の文化だと解釈されているように思った。
しかし、昨今の日本では個人主義の比重が高いのではないかと穿っている。
そして、その集団主義と個人主義が世代間の考え方の違いになっているのであり、その軋轢があるのではないかという仮説を立てた。
(電通の事件は、まさに集団主義と個人主義の葛藤ではないのか?なんてね)
本書はそういう観点から読んで面白かった。
たくさんの情報や商品があり、それを自由に選択できる事は、必ずしも幸せではないことに気づいた。
また、自分に関する選択のうちには、いかに理性的に判断しようと、自分一人では解決できなくて、遺恨を引きずるような種類もある事を、自覚することが大事だと思った。