110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

もうすでに厳しいかも

 母親が、昨年入院から施設に入所した、それが昨年末に、ある人に言わせると「奇跡的に」自宅に帰ってきたことは以前のブログにも書いた。
 その時に、帰宅するについて、入院前よりも介助が必要になる可能性があるとの予想から、介護保険の再認定の申請をしていた。
 その結果が本日郵送されてきた。
 手術もしているので要介護度が上がるだろうと思っていたのだが、結果は「現状維持」であった。

 もう何年間も母親の介護保険には付き合ってきたが、数年前は財政も黒字とかで認定も比較的おおらかであったのが、ここに来て、何かしら得体のしれない状況になってきている。
 そもそも、住民自体が少ない新宿区でそう感じるのならば、もっと、人口の多い区や市はどうなるのだろう?
 まぁ、以前も保険を目いっぱい使っていたわけでなく、私などの介助で相当コストは浮かしてきたつもりだが、例えば、一人暮らしで待ったなしのお年寄りはどうなるのだろうか?
 少し心配になった。

 ちなみに、私が年取ったらどうかって?
 そういうことを考えずに今に集中すること以外に何もない。
 
 サービス産業化の一つの問題は、例えば、少子化や高齢化という問題の指摘をするのだが、その解決法を実施策含めてできないのに、不安だけを煽ることで報酬を得る業態(マスコミとかね)があることによるのではないか。
 高みの見物で不安を煽るが、自分ではなにもしない、これでは解決もしない。
 特に、少子化(託児所などの問題)や高齢化(介護の問題)は、「直接」担当者が不足しているのだ。
 また、家族もあてにならないところもある(今回、施設を利用して、施設をジプシーのようにたらいまわしされているような人を何人も目撃した)。
 綺麗ごとでは手も付けられないことに手を付けられるかどうかがポイント・・・かな?