110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

世の中はやはり面白いのか?

こんな事件があったようだ。
子供に車を運転させ…父親逮捕 動画投稿で発覚
 テレビ朝日系(ANN) 6/19(月) 17:36配信
 ひざの上に乗せた子どもにハンドルを握らせ、運転させたとして父親が逮捕されました。発覚のきっかけは動画のネット上への投稿です。
くわしくは動画で…
 という事でニュースの動画を見たのだが、面白いのは、無免許の子供に運転させたので「無免許運転の幇助」にあたるとのことだが、容疑者は、その法律については「知らなかった」といううことだ。
 それなのに、容疑は「否認」しているというテロップが出た。
 本人が知らなかった罪状について容疑を否定している・・・何か引っかかりますよね?

 ここでの一つの正しい考え方は、この容疑者は「無免許運転の幇助」について知らなかったし、子供に運転なんかさせていない、逮捕は冤罪だ・・・というのならば「容疑の否認」は成り立ちそうだ。
 しかし、もう一度気になったので見て見ると、この人「出頭」しているとある。
 どういうことだ?

 無理やりつじつまを合わせると、この人は「無免許運転の幇助」は知らなかったし、そんな法律を知らされても、その法律自体が(俺としては)無効だから、否認するという意味に取れるのだが。

 これ、すごく面白いよね、そうでもないかな。

 最近法律を勝手に解釈する風潮があるが、ほとんどが法律についての無知に見えるのだが、それは恥ずかしいことかもしれないね。
 まぁ、政治がらみでも情けない状況が最近あるので、彼は、まだましなほうかもしれないね。

 本件、実害はなかったようだしね。