110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東海大菅生の闘いは良かったね

花咲徳栄優勝おめでとう。

 でも、ここは昨日の東海大菅生の戦い方を振り返って見たいのだよね。
 やはり、凄かったのは、9回裏、2点差で投手の2枚看板の一人戸田の打席で代打、そして、出塁すると代走を出して、その後の内野強襲安打の処理の最中に、この1塁走者が帰還して同点に追いついた。
 ホームではクロスプレーになり走塁の上手い選手ならばあの時点でアウトだったね。

 この時、延長線になったときの事は、多少は考えていたとは思う。
 花咲徳栄打線の力も当然身に沁みていただろうしね。
 でも、追いつかなければ、まぁ明日は無いわけだしね。
 だから、延長も、代わりの投手が打ち込まれるまでの短期決戦の読みだったと思う(投げた投手には失礼な発言だね、ごめんね)。
 そして、その目論見どおり、10回は0点で抑えたわけだ。
 
 そして、10回裏、残念ながら、相手の背番号1、掛け値なしのエース清水に封じ込まれて、勝利の可能性は激減した。
 そして、結局のところは負けてしまったわけだ。

 でもね、凡庸な采配ならば、9回で負けていたのが、延長戦にまでもつれ込み、なお勝利の可能性まで創り出した。
 この東海大菅生の監督采配には感動したね。

 今日は花咲徳栄が圧勝したけれども、私には、あの準決勝で終わってしまったので、未練いっぱいでこのコメントを上げることで少し憂さを晴らすことにしよう。

 ちなみに、エースの清水を甲子園でほとんど登板させずに準決勝まで勝ち進んだ花咲徳栄は凄いね。
 対戦順が良かったのかもいしれないのだけれども、昨日、出てきた時には、エースナンバーなんだけれども怪我かなんかで調子悪いから登板させなかったのだと思ったものね。