110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

最近の風潮なのかな

 今まで利用していなかった施設でショートスティしてみた。
 本日が帰宅日で先ほど帰ってきたのだけれども、前の施設とは勝手が違うのですこし戸惑っている。

 ちなみに以下のことは、自分の価値観が世の中の価値観が随分と変わってきたようなので、自分で思っている「正しい」が間違っているのではないかと不安になったということなのだ。
 (まぁ、自分の正しさが正しくないという世の中って結構地獄ではあるけれどもね、ちなみに、無知で押し通すってのも、幸せだけれども、私的にはやだな)

 本日が帰宅日なのは予定でわかっていたのだが、実際に何時に帰ってくるのかはわからなかった。
 私としては、昨日には連絡があるものと思っていたが、こないので「まぁ、午後だろうな」とは思いながらも、朝の比較的早い到着も視野にいれて用意していた。
 実際に、帰宅時間のおおよそがわかったのは、母親が(ご丁寧にも)携帯で連絡して来たからだった。
 「まぁ、仕方ないかな」などと思っていたら、お昼の買出しに出かけている時に、施設から(公式に)連絡が入ってきた。
 帰宅のそう3時間ほど前だな。

 妙に恐縮した電話ではあったが、実は、ほとんど必要な要件は終わっていた。
 ただ、一つだけ確認したのは「帰宅準備を施設まで行って立ち会った方が良いか」だった(今主に利用しているところは迎えに行かなければならないので、いずれにしろ帰宅の準備は当方で行っていた)。
 それは「不要」とのことだったので、自宅で待機することで迎えたのだった。

 そうしたら、先ほど電話があって、「タオルの忘れ物があったので届けたい」ということだった。
 まぁ、たいしたものでもないのだが、好意を感じたので「何時くらいに届けてくれるのか」と聞くと「夕方6時~7時ごろ」とのことで、そのころならば夕食の準備をしているので「お待ちしています」と受けたのだ。
 ところが、先ほど(3時ごろ)、呼び鈴がなるので出て見ると、その「夕方6時~7時ごろ」の予定が大分前倒しで届けてくれたのだ。
 
 確かに「早く届けてくれること」には誠意を感じるのだが「夕方6時~7時ごろ」と聞いていたので、実は、微妙なところで買い物に行きそうなタイミングだったのだ。

 ここまでで、勘の良い人は気づいたと思うのだが、その「タオルの忘れ物」の複線は「帰宅準備を施設まで行って立ち会った方が良いか」だったのだ。
 何故なら、行きがけの荷物を用意したのが当方で、施設の担当者は、このお客が何を持ち込んだかは正確には把握できるはずはないのだ、今回のような初めての客は特に、かといって、高齢の母親に確認しても、多分に記憶は怪しいはず(ただし、彼女にとって絶対必要なもの(歩行器など)はわすれないだろうが)、そういう事があの問いかけだったのだ。

 うーん、少し考えた。

 お互いに忙しいかはどうか別にしても(私は施設の人よりは暇だろう)、それぞれの時間を尊重しながら生活していると思うのだ。
 だから、なるべくすんなりと、事が運ぶように配慮してきたつもりなのだが、何か、そういう配慮をばたばたと覆されたように思うのだ。

 それが、冒頭の「自分の正しさが正しくない」ということで、今は、先々の(リスクの)予測をするよりも、とにかく現状で走ってしまう、間違えたらとりあえず謝る、そして、リカバリーすれば良い、のだが、それも相手のタイミングは別にして、自分が出来る時に走る、もし、間違えたら・・・・って、すげぇ、人的資源の無駄だと思うのだが!!
 どうも、スマホを使わない(使えない)旧世代の、リアルタイムでない考え方とは、異なる世の中になったように思うのだ。
 まぁ、こんな街角の話題で世の中を総括してはいけないのだろうが・・・
 こういう街角の話題で本件と同じように気になることがもう一つある。
 天気予報で将来の降水確率が50%以上にも関わらず、今降っていなければ、傘をもたない人が増えたように思うのだ、まぁ、「降りたたみ傘を持っているよ」てな人もいるようだが、実際雨が降ってきてずぶぬれで歩いている人を良く見るようになった(女の子だと可愛そうなんで傘を差し上げたいのだが、こちらも1本なのでね)。
 これも、コンビニで傘買えば良い話かもしれないのだが、何か、未来を想定しない風潮なのかなと危惧しているのだ。

 でも、大したことではないけれども、ずぶぬれになると随分損するよね。
 洗濯したり、お気に入りの服をぬらしたり、なにしたり、で、悪くすると風邪ひいたりとかね。