我が家の猫たち
といっても、ペットの猫ということではない。
今から、20年ほども前のことだが(※注:これは、今だから冷静に判断して書けることだが)アコーステックギターを買うのが趣味だったことがある(当時は、弾くのが趣味だと思っていた・・・いわゆる、自分を客観的に分析するといわゆるバカ野郎ということだ、しかし、今も、自分の変なところはわからないのだろうな、まぁ、永遠のバカ野郎ということだろう)。
まず、仕事で名古屋に住んでいた時に、一台買ったのが、1993年製CE-120Tで・・・
そう、この業界に詳しい人ならば、もうお分かりのだろうが「Cat's Eye」というブランドのギターのことだ。
これが、当時の自分のツボにはまった様で、このメーカーのギターを集め始めたのだ。
しかし、このところ、ギターは弾いているものの、特にこだわりが無くなって、近くにおいてあるMartin(これも有名なメーカーだそうだ)の1959年のO-18を弾いていて満足だったのだ。
ところが、昨日の、マンドリン騒ぎでむしゃくしゃしたので、久し振りに、1994年製のCEOO45LTDを弾いて見たら、最初なんか違和感があったのだけれども、少しづつ鳴り出してきた。
「あっ、これは猫の音かな?」と思ったので、我が家の猫を取り出して、弾いて見ているところ。
この猫病の原因だった、CE-120Tは、未だ健在で、いわく、凄くいい材料を使って「これでもか」という音ではないけれども、弾いていて飽きないギターで、昔を思い出した「これで良く練習したなぁ」って。
今回の試みのきっかけとなった、CEOO45LTDはCE-120Tと対照的に、いい材料を使っていて「ポロリ」と弾くといい音なんだよね。
でも、曲を弾くと、和音が鳴らないんだよね、もしかすると、調整不足なのかフレット音痴なのかもしれないと思った。
特に、5弦のあたりが詰まる感じがするのだけれども、まぁ、もう少し弾きこまないといけないのかもしれないね。
今回も、半日ぐらい弾いていたら音が出てくるようになったしね。
それから、1999年製のTCV-300T、これは、とある御茶ノ水のビンテージなんかを扱っている楽器屋さんがオープンしたてのころ、このショップがオーダーしたもので、売りに出た時には即買いしたんだよね。
でも、当時の腕では弾ききれなくて、簡単に音が出てしまうCE-120Tに行っちゃったんだよね。
当時、アコギを弾く人が集まるところ持って行ったら、凄く上手い人が絶賛してくれたんだけれども、(当時)自分ではピンとこなかったね。
早速、これも弦がサビサビだけれどもチューニングして弾いて見ると・・・・ああ、凄く良い。
トップがイングルマンで、エボニー指板。
イングルマンの音ってあるというけれども、当時はよく分からなかった、でも、こういう音なんだろうな、シトカスプルースの音ではないね。
うん、この仕様で「今」作ると幾らするんだろうな(材木なくなってきてるらしいしな)?・・・まぁ、どうでもいいけれどもね。
このTCV-300Tは、申し訳ないことに、不注意でネックにキズ(打痕)を作ってしまったんだよね、あまりにも綺麗な人なんで、その傷が許せなかったのか、弾かなくなっていたんだよね。
まだ、あるのかいって?
今までは、当時の新品を買っていたんだけれども、ビンテージものが欲しくなったりしてね。
CE-1200Sという型式のものを手に入れたんだよね、年代は調べれば判るかもしれないけれども、80年台ぐらいではないかな。
本当によく知っている人はわかるんだけれども、この型番は、クラレンスホワイトのラージホールを採用したドレッドノートの型式なんだけれども、私のは、OOOサイズなんだよね、不思議?
しかも、最初入手した時はバンジョーペグだったので、Waverly(ウェバリー)のペグに変えたんだよね。
まぁ、この型式についても、ネックのジョイント部にある、シリアルNoと型式を書いているので、まぁ、単純に印字のミスだったり、ネック換装の大修理をしたのかもしれないけれどもね(そうは見えないけれどもね)
本来、CE-1200Tとするのを、その日は休み明けかなにかで、1200Sになってしまったというのが妥当なところかな?
あと、人に貸してしまっているけれども、1981年のCE-2500Tというのもある。
これは、意外に鳴らなくてね、弾きこんで鳴らして欲しいのだけれども、どうなったかな?
ピラミッドブリッジというのも珍しくていいのだけれどもね。
これ、年代わからなかったけれども、買ったところのHPが顕在で見たら載っていた(おお、凄い)。
どういう心境だかわからないが、昔話をしたくなったのだろう。
生身の猫は老いていくのだけれども、この猫達は(あらためて見てみると)確かに老いていくのだけれども、実に妖艶になるのだ、これは危ない業だ。
[補足(蛇足)]
ちなみに、この猫たちが結構鳴る要因のひとつにネックが太いことが上げられるのかもしれない。
フィンガースタイル向きのアコギだと、ネックが薄いことがメリットとして上げられたりしているけれども、久し振りにそれぞれ弾いて見ると思いのほか太いんだよね、当然嫌いではないけれども。
ふと、1942年くらいだったかな、GibsonのJ-45かなんかをひた時にも丸太のようなネックで、これが音響特性上鳴るんだよ・・・なんて聞いたか、説明書きがあったのを思い出した。
もともと、東海楽器は国内ではMartinのリペアやっていたから、そのあたりから、古いMartinを参考にしているのではないのかな?
現在なら、ネックが薄くても強度を挙げる方法はいろいろあるだろうが、昔は、方法の一つとして、ネック自体が太いということもあるのではないのかな、そして、それがなりにつながるという感じかな。
そうすると、手が大きな人(一般的に外人)には問題が少ないかもしれないけれども、手の小さい人(日本人)には厳しいかったかもしれんないね。
・・・・でも、この補足は思いつきなんで、ウソつきなのかもしれない。
今から、20年ほども前のことだが(※注:これは、今だから冷静に判断して書けることだが)アコーステックギターを買うのが趣味だったことがある(当時は、弾くのが趣味だと思っていた・・・いわゆる、自分を客観的に分析するといわゆるバカ野郎ということだ、しかし、今も、自分の変なところはわからないのだろうな、まぁ、永遠のバカ野郎ということだろう)。
まず、仕事で名古屋に住んでいた時に、一台買ったのが、1993年製CE-120Tで・・・
そう、この業界に詳しい人ならば、もうお分かりのだろうが「Cat's Eye」というブランドのギターのことだ。
これが、当時の自分のツボにはまった様で、このメーカーのギターを集め始めたのだ。
しかし、このところ、ギターは弾いているものの、特にこだわりが無くなって、近くにおいてあるMartin(これも有名なメーカーだそうだ)の1959年のO-18を弾いていて満足だったのだ。
ところが、昨日の、マンドリン騒ぎでむしゃくしゃしたので、久し振りに、1994年製のCEOO45LTDを弾いて見たら、最初なんか違和感があったのだけれども、少しづつ鳴り出してきた。
「あっ、これは猫の音かな?」と思ったので、我が家の猫を取り出して、弾いて見ているところ。
この猫病の原因だった、CE-120Tは、未だ健在で、いわく、凄くいい材料を使って「これでもか」という音ではないけれども、弾いていて飽きないギターで、昔を思い出した「これで良く練習したなぁ」って。
今回の試みのきっかけとなった、CEOO45LTDはCE-120Tと対照的に、いい材料を使っていて「ポロリ」と弾くといい音なんだよね。
でも、曲を弾くと、和音が鳴らないんだよね、もしかすると、調整不足なのかフレット音痴なのかもしれないと思った。
特に、5弦のあたりが詰まる感じがするのだけれども、まぁ、もう少し弾きこまないといけないのかもしれないね。
今回も、半日ぐらい弾いていたら音が出てくるようになったしね。
それから、1999年製のTCV-300T、これは、とある御茶ノ水のビンテージなんかを扱っている楽器屋さんがオープンしたてのころ、このショップがオーダーしたもので、売りに出た時には即買いしたんだよね。
でも、当時の腕では弾ききれなくて、簡単に音が出てしまうCE-120Tに行っちゃったんだよね。
当時、アコギを弾く人が集まるところ持って行ったら、凄く上手い人が絶賛してくれたんだけれども、(当時)自分ではピンとこなかったね。
早速、これも弦がサビサビだけれどもチューニングして弾いて見ると・・・・ああ、凄く良い。
トップがイングルマンで、エボニー指板。
イングルマンの音ってあるというけれども、当時はよく分からなかった、でも、こういう音なんだろうな、シトカスプルースの音ではないね。
うん、この仕様で「今」作ると幾らするんだろうな(材木なくなってきてるらしいしな)?・・・まぁ、どうでもいいけれどもね。
このTCV-300Tは、申し訳ないことに、不注意でネックにキズ(打痕)を作ってしまったんだよね、あまりにも綺麗な人なんで、その傷が許せなかったのか、弾かなくなっていたんだよね。
まだ、あるのかいって?
今までは、当時の新品を買っていたんだけれども、ビンテージものが欲しくなったりしてね。
CE-1200Sという型式のものを手に入れたんだよね、年代は調べれば判るかもしれないけれども、80年台ぐらいではないかな。
本当によく知っている人はわかるんだけれども、この型番は、クラレンスホワイトのラージホールを採用したドレッドノートの型式なんだけれども、私のは、OOOサイズなんだよね、不思議?
しかも、最初入手した時はバンジョーペグだったので、Waverly(ウェバリー)のペグに変えたんだよね。
まぁ、この型式についても、ネックのジョイント部にある、シリアルNoと型式を書いているので、まぁ、単純に印字のミスだったり、ネック換装の大修理をしたのかもしれないけれどもね(そうは見えないけれどもね)
本来、CE-1200Tとするのを、その日は休み明けかなにかで、1200Sになってしまったというのが妥当なところかな?
あと、人に貸してしまっているけれども、1981年のCE-2500Tというのもある。
これは、意外に鳴らなくてね、弾きこんで鳴らして欲しいのだけれども、どうなったかな?
ピラミッドブリッジというのも珍しくていいのだけれどもね。
これ、年代わからなかったけれども、買ったところのHPが顕在で見たら載っていた(おお、凄い)。
どういう心境だかわからないが、昔話をしたくなったのだろう。
生身の猫は老いていくのだけれども、この猫達は(あらためて見てみると)確かに老いていくのだけれども、実に妖艶になるのだ、これは危ない業だ。
[補足(蛇足)]
ちなみに、この猫たちが結構鳴る要因のひとつにネックが太いことが上げられるのかもしれない。
フィンガースタイル向きのアコギだと、ネックが薄いことがメリットとして上げられたりしているけれども、久し振りにそれぞれ弾いて見ると思いのほか太いんだよね、当然嫌いではないけれども。
ふと、1942年くらいだったかな、GibsonのJ-45かなんかをひた時にも丸太のようなネックで、これが音響特性上鳴るんだよ・・・なんて聞いたか、説明書きがあったのを思い出した。
もともと、東海楽器は国内ではMartinのリペアやっていたから、そのあたりから、古いMartinを参考にしているのではないのかな?
現在なら、ネックが薄くても強度を挙げる方法はいろいろあるだろうが、昔は、方法の一つとして、ネック自体が太いということもあるのではないのかな、そして、それがなりにつながるという感じかな。
そうすると、手が大きな人(一般的に外人)には問題が少ないかもしれないけれども、手の小さい人(日本人)には厳しいかったかもしれんないね。
・・・・でも、この補足は思いつきなんで、ウソつきなのかもしれない。