110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

自分が悪いとはなかなか認められない

 そういえば、昨年選挙があった、やっている争点は突き詰めて言うと、与党が信頼できるかどうかを国民に裁定してもらうことだった。

 そして今、当時の問題…本来はすでに片が付いたはずの問題が、当たり前のように目の前を賑わしている。
 それも、より醜悪な形であるように見える。

 それは建前だといわれるのかもしれないのだが、民主主義という体制のもと、本当に信頼できる体制を選ぶのは国民であるわけで、目の前の事象もある意味「自業自得」であるわけだ。

 くだらない問題で国会を20日ほども止めてしまうしまう野党連合を目の前にして、何故、当時くだらない野党間闘争であの選挙を棒に振ったのか、そういう経緯について言及もせず、さらに(審議停止について)臆面もなく得々としてインタビューに答える野党政治家を見て、だめだなと思った。
 (今、森友問題で結束してるのなら、何故あのときに結束しなかったのか、何故国政を止めても平気なのか、全然理解できない、何故、うちは国税を無駄にしたくないから(善悪は留保して)出席するなんていう党はなかったよね)

 一方、外交(世界情勢)にはゴールデンウィークはないはずなのに、その進展情報が一切ないことを目の当たりにして不審がらない報道についても、もしかすると、内向き(ガラパゴス化)になり果てたのではないかと思えてしまうのだ。
 
 海外の情報は(表向きは一見)簡単に入手できるので、なんでも知っていると思い込んでいて、自分の足元のことについて考えないという機能停止状態に陥っているのかもしれないね。

 何十年も官僚のおかげもあってで維持してきた自民党(与党)はここにきて官僚の不備を叩くことに熱心なようだが、何かそこにも大きな矛盾があるように思えるのだが?
 ね、どうするのだろうね?