110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

ゴミ屋敷の問題

 こんな記事があった。
50代の男性の自宅の外に散乱したごみを集める作業員=横須賀市(カナロコ by 神奈川新聞)
 横須賀市は28日、大量のごみを堆積させて近隣の生活環境を損ねたとして、条例に基づく行政代執行で、市内に住む50代の男性の自宅敷地内から、廃棄物を強制撤去した。市によると、いわゆる「ごみ屋敷」への代執行は県内では初めて。(カナロコ by 神奈川新聞)
 ゴミ屋敷の問題は以前からTVでも取り上げられていた。
 確かに迷惑なことなのだが、ふと、見方を変えてみると、それだけ大量のゴミを処理しないと回らない社会になっているということでもある。
 この記事にも、この家の主はゴミ集積所から持ってくるとあった。
 果たして、それは本当はゴミなのか資源なのか?

 我が家も結構ゴミの量が多いのだが、夏場は特に生ゴミだけは、他のゴミは持って行かなくとも「持って行ってくれー」と心の中で叫んでいる。

 人間も老廃物を排出できないと危険なのだが、そういう意味からして、このゴミや下水道などはたまに思いを巡らしても良いのかもしれない。

 きちんと回収に出している、すなわち、身の回りから見えなくするのは、社会的には正しいのだろうが、本質的にはどうなのか?
 飲食店では毎日大量の生ゴミを捨てているらしいのだが、そうしなければならないことに、何か問題はないのだろうか?