110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

やらかしたことを認める勇気

「シリアから米軍を完全撤収へ トランプ政権判断と米主要メディア(産経新聞)」という記事があった、この中に、「米国はオバマ前政権からイスラムスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討を目的に、シリアのアサド政権に対抗する反体制派や、少数民族クルド人などの勢力を支援するために、現地に米軍特殊部隊などを駐留させている。」という駐留目的に関する一文がある。
 多分、ほとんどの人が何も感じないで読んでしまうだろう「ふむふむ」と…?
 でも、きちんと突っ込んで欲しいんだよね。

 IS掃討のためという目的は「大変よくできました」なんだけれども、「シリアのアサド政権に対抗する反体制派を支援」したとあるところを2、3度読み直してほしい。
 シリアのアサド政権はISのお友達なのか…?
 だから、反対派を支援するのか…!
 シリアという国を現在運営しているのがアサド政権ならば、何故、アサド政権を支援しないのかな?
 何か、おかしいよね?

 ベトナムとかイラクとかの空振りを思い出さないかい?

 日本も戦争やっちゃったりして間違いは誰もするんだけれども、できるだけ、その目的を確認して、間違いがあれば、早急に修正することは必要だよね。
 まぁ、国のレベルだとそう簡単に舵は切れないだろうけれども、そういう視点は常に持っていたいよね。