110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

高齢化の影響

 多分、今住んでいるところでは、他の人に先駆けて車椅子を利用した家ではなかったかと思う。
 それが、ここ数年、車椅子でスーパーに買い物に来る人も目立って増えてきて、高齢化の進展を感じていたのだが…
 本日、偶然だと思うのだが、どうも認知症で判断が怪しい人を2人ほど見かけた。
 
 確かに、私の住んで居るところの平均年齢は結構高いはずだが、それでも、これほど崩れている人は見たことがなかった。
 まぁ、家の親父も生前は大変だったけれどもね(思い出してしまった)。

 何か、現在は若者への政策がニュースで取り上げられることが多い様に思うのだが(まぁ、高齢化の方は余り明るい話題にはなりにくいのかな)、ついに、高齢化の本格的な状況が、普通に見られることになるだろうね。

 多少慣れているつもりの私でもげんなりしそうなのだが、まったく、耐性のない人たちはどうするのだろうか?
 70歳まで働くように整備するみたいなことを与党は提唱していたけれども、その後どうなったのかね?
 たぶん、北方領土や徴用工よりも「深刻な問題」を内に秘めているはずだよ。

 私としては、ささやかながらも、体に覚えこませた記憶はなかなか忘れないと思うので、今のうちに、家事は身に付けておこうと思うんだよね。
 認知症になっても、なんとなく、買い物へ行って、料理して、洗い物して、ゴミ出しして、洗濯できれば、病気やケガするまではなんとかなると思うんだ。

 だから、あまり世の中を便利にしてはいけない…が持論なんだよね。
 以前、高齢者はマニュアル車だけ乗るようにしたら良いというアイデアを出したけれども、そういう含みなんだよね。
 運転が難しくなれば免許返上する動機になるよね。
 そして、現在推進中の「自動運転」を推進すれば、却ってややこしい事故を引き起こすと思うんだよね。
 技術の過信のように見える現状は、勢い19世紀に戻ってしまったようでもある。
 キャッシュレスは便利だし、今主流になってきつつあるみたいだけれども、お金の勘定なんかは、指先の良い運動だと思うんだけれどもね。

 人間の脳みそは彼の体のコントローラーなんだから、適度な刺激を与えないとダメなんだと思うよ。
 大半の人は、自分の意識を信じて脳みそが中心だと思っているだろうけれども、どう考えても間違いのような気がする。

 あれ、なんか変な方へ話が行ってしまった…