千載一遇
国策捜査だとされた本件も未だその残り火があったわけだ。
そして、北方領土で進展があるかに吹聴された今回の交渉も実質は流れたとの報道がある。
歴史に「たられば」は無いというのが正論だと思うが、あの時、何者かによって防がれなければ、北方領土のうち2島は返還されていたかもしれないし、その後に書かれた佐藤優や鈴木氏の著作を読むと、この時しか本当のチャンスはなかったのではないかと思ってしまう。
そして、北方領土で進展があるかに吹聴された今回の交渉も実質は流れたとの報道がある。
歴史に「たられば」は無いというのが正論だと思うが、あの時、何者かによって防がれなければ、北方領土のうち2島は返還されていたかもしれないし、その後に書かれた佐藤優や鈴木氏の著作を読むと、この時しか本当のチャンスはなかったのではないかと思ってしまう。
ソ連が崩壊し、未だGDP2位の経済強国であり、佐藤優という突然変異的な外務省職員が、ロシアの中枢に肉薄していた。
当時CIAを尻目にソ連の崩壊をいち早くつかんだ情報能力があったにもかかわらず(のちにブッシュに日本の情報収集能力を褒められたらしい)、何故か内側から交渉は崩壊した。
現在の状況はご推察の通り、ロシアもあの崩壊後「大国」ではなくなったかもしれないが立ち直り、北方領土にも人が住み着くようになり、島には小ぎれいな街が出現している。
たとえ「返還」が決まっても、既居住者の処遇も含めて数十年の時間が必要だとの予想がされている。
当時CIAを尻目にソ連の崩壊をいち早くつかんだ情報能力があったにもかかわらず(のちにブッシュに日本の情報収集能力を褒められたらしい)、何故か内側から交渉は崩壊した。
現在の状況はご推察の通り、ロシアもあの崩壊後「大国」ではなくなったかもしれないが立ち直り、北方領土にも人が住み着くようになり、島には小ぎれいな街が出現している。
たとえ「返還」が決まっても、既居住者の処遇も含めて数十年の時間が必要だとの予想がされている。
だれも言わない(言えない)けれども、あれは、随分高くつく内輪もめだったようだ。
佐藤氏の話は荒唐無稽だと評する人もいるが、その中にこういうコメントがある。
それは、温暖化が進めば北極圏の氷が解けて新しい海上のルートが出現するということだ、その時、その通行に関して領土問題とは別の(海路の)利用権の問題が浮上するということなのだ。
あなたはこの話を馬鹿馬鹿しいと笑うだろうか?
それは、温暖化が進めば北極圏の氷が解けて新しい海上のルートが出現するということだ、その時、その通行に関して領土問題とは別の(海路の)利用権の問題が浮上するということなのだ。
あなたはこの話を馬鹿馬鹿しいと笑うだろうか?
まぁ、たとえ現出しても今世紀後半の話だろうから、私は、それを目撃はできないと思うのだが…はたして?