110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

9月9日の歩き(特別編)中編

 9月9日の歩きの中編です。
 今回でやっと歩きはじめます。

 さて、「前編」で説明しましたが、非常に素朴な疑問に膨大なエネルギーを注ぐことになりました(馬鹿ですねぇ・・・人生それが面白いのですが)。

 さて、次は「コース取り」です。
 実際に記録を見るとわかりますが非常にシンプルです。
 そして、今回に限っては「目的地」ではなく「目標歩数」という事がポイントです。
 今回の考え方ですが、「前編」で計算した想定距離(75km)を、想定時速(「5km」にしました)で割り算します。
 そうすると「15時間」とでてきます。それに1時間をプラスした「16時間」を「基準時間」にしました。(すごい、楽観的ですね)
 ここで、更に考えないといけないのは「交通手段」を使って移動できるかどうかです。
 単純に、午前8時から歩き出すとプラス16時間で到着時間が「24時」になり(下手しなくても)「帰れない」事になります。 
 (ちなみに、夜を徹して歩くと開始地点が遠くても歩けます。以前「長野原草津口(JR吾妻線)」から別所温泉(長野県:上田交通別所線まで歩いた時は「真夜中」歩き続けました。「鳥居峠」を越えて長野側を下る時の「孤独感」が怖かったです)

 ですので、今回は自宅から直接歩き始めることにしました。

 あとは自分の「性格的」なことですが「飽きやすい」ので、今までは「往復」はやらなかったのですが、今回は「往復」コースです(ちなみに、山手線一周して戻るという事はありました。この場合は、ほぼ別ルートになります)。
 ・・・歩き終わってみると、往復というのは「歩き旅」らしいですね。

 さぁ、あとは「目的地」をどこにしましょう?
 往復で75Kmが必要ですから、35Kmから40Km程度で、個人的に気軽なコースです。
 ここでは「飯能」も候補に上げましたが、このところそちら方面ばかりいっているので、今回は久しぶりに「横浜駅」にしました。

 やっと「歩き」記録です。

 歩き始めは5時19分。「新目白通り」へ出ます。
 早速、空いているお店で朝食を取り、そのまま高田馬場方面へ、少し行くと「山手通り」と出会うので「山手通り」へ、第一チェックポイントは、渋谷区「大坂橋」の直下(玉川通り:国道246号線と交差)11,979歩、7時20分。
 この、大坂橋をチェックポイントにした訳は、以前、このあたりに通勤していたので、(試みに)歩数と時間をを取ってみました。
 なんと、5時ごろ出れば7時には出勤できたのですね。多分、絶対やらないですが・・・。
 「山手通り」は工事の影響か、歩道のうねりがきついので少し歩きにくかったです。あと意外と小さな上り下りが多いです。(「山の手」というのを実感できる道かもしれませんね)

 さて、「山手通り」を進んでいくと「西五反田一丁目」信号で国道一号に出会います(17,691歩、8時12分)。あとは、これを直進すると「横浜駅」にたどり着けます。(シンプルでしょ?)
 国道1号第二京浜)で多摩川大橋越えて川崎市に入ったところで、28,676歩、9時56分。その先「子安台第二公園」で39,657歩、11時37分。

 この「子安台第二公園」で歩数チェックしたのは「問題が発生」したからです。
 歩数チェックはおまけだったのです。

 以前から、長く歩いていると左足裏に「激痛」が走ることがありました。今までの50km程度ならば何とか耐えてしまいましたが、今回は未だ3割弱の達成率です。
 この先の事を考えると、恥ずかしながら「横浜駅」で帰るなどとも考えないといけません。
 そのために、(しっかりとした)ベンチが見えたので、足を休める意味でここに立ち寄ったわけです(結果的にはこの対策は正解でした)。
 靴を脱いで見ると、どうも左足の小指の付け根の辺りが何か「炎症(?)」しているようです。
 触ると痛みがあります。
 どうもこの部分が靴の内側にこすれて何かが起きているようです。
 単純ですが、「この接する部分に何かはさんでクッションにすれば良い(かな?)」と思い、とりあえず「ティシュ」をはさんで見ました。
 とりあえず、このまま「横浜」まで行きそこでそれに変わるものを探そうとしました。
 地図を見るとあと5、6Km程度に思いますし・・・(続行です)

 横浜駅着12時45分、46,052歩。
 また、問題発生です、このまま戻っても92,000歩にしかならないです。
 これは、後で調整することにしました。(でも、8,000歩の調整は意外にきつかったわけです)

 あとは、食事をしました。
 コンビニで「ざるうどん」と飲み物のと(化粧用)「スポンジパフ」(?)を買って、外でお食事です。
 今回は長丁場ですので、少しでもしっかり食べておこうと思いました。

 「スポンジパフ」買ったときの店員さんは「すごく冷静」でしたので意外でしたが、まぁ「異様な風貌」の客が何を買おうと「知らぬ神に祟りなし」でしょう。

 そう、「スポンジパフ」をクッションにしたのです。
 ずれないように、靴下を脱いで(問題の)「小指付け根」にパフを当て靴下を元通りに履きなおします。
 おぉ、これは良さそうです。

 日ごろ、「電車の中で化粧するなんて」・・・と「おじさん感」を持っていましたが、ここに至っては、こういう女性の皆さんの日々絶え間ない努力が「コンビニ」に「パフ」を取り揃えさせたのですねぇ。
 「因果は巡る」わけです。世の中複雑です。
 
 さてさて、また長くなりましたので「後編」へ続きます。