110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2006-12-02から1日間の記事一覧

道徳形而上学原論(カント著)

道徳の最高原理は何かという「問い」に関する「答え」を解説したのがこの著作。 とても、読みやすく工夫された訳なのだが、一読ではわかりにくいところがある。 ところが、「訳者後記(あとがき)」に、要約がでてきて、こちらの方がわかりやすかった。 道徳…

折りたく柴の記(新井白石著)

新井白石は、国際人だという事を何かのテレビで見た記憶がある。 その時、代表作「折りたく柴の記」は読んでみたいと思った。 しかし、岩波文庫などで探すと、原文と現代語訳が交互に出てくる本の体裁で、私にとっては、同じ日本人でありながら読みにくい本…