110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2007-05-18から1日間の記事一覧

気流の鳴る音(真木悠介著)

この本は1977年に発刊されたもので、内容については少し古い時代を反映しているところもある。 しかし、この「気流の鳴る音」で取り上げられたカスタメダそしてメキシコ・インディオの話には共感できるところが多い、それは「読書」や「思想」についてではな…

カントの時間論(中島義道著)

カントについては実は余り知らない、知らないのに、その解説書を読むという矛盾に陥っているが、「純粋理性批判」を一度投げ出した身としては、のんびり外堀を散策するのも良いのだろう。 いわゆる、私(主観)がどのように時間を捉えるのかということに関す…