110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2008-06-24から1日間の記事一覧

ハイゼングルクの顕微鏡(石井茂著)

最近は、私的な志向として(少し)重い著作が多いので、少し気を抜いて・・・ 本書は、2006年日経BP社刊行のもの、ハイゼンベルクの「不確定性原理」は、私のような凡夫には有難い言い訳でもある、いわく「科学にもわからないことがあるさ」 その極が、不確定性…

ギリシャ文化の深層(吉田敦彦著)

本書は国文社1984年刊行のもの、古本屋で安価に手に入れた。 本書のようなジャンルは、流行廃りが無いので、興味があればどのようなタイミングでも読むことができる。 以前、このギリシャ文化の時代、特に、神話については、ただただ荒唐無稽のものと思って…