ハイゼングルクの顕微鏡(石井茂著)
最近は、私的な志向として(少し)重い著作が多いので、少し気を抜いて・・・
本書は、2006年日経BP社刊行のもの、ハイゼンベルクの「不確定性原理」は、私のような凡夫には有難い言い訳でもある、いわく「科学にもわからないことがあるさ」
その極が、不確定性原理と不確定性理論だ。
でも、その一方が破られてしまうかもしれない。
そういう、本は読んでみることになる、しかも、その中心人物が日本人(小澤正直氏)ということになると、なおさらのことである。
惜しむらくは、物理学の業界では、その理論を裏付ける実験結果がでるはどうかだが、本件は、とにかく微細な領域なので、すぐに検証されるかは保証の限りではない。
本書の結びに、現在のCPUを越えて、量子レベルで演算を行う「量子コンピュータ」のレベルで検証されるかもしれないと書かれているが、それまでは気を長くして待つほか無いようだ。
本書では、ものすごく微細な領域で、夢を見させてもらった。
ちなみに、本書の中の「無限小解析」という言葉に、自然科学を改めて見直さなければいけないと反省した。
いつまでも、人間は、「無限」を取り扱えないだろう・・・などという臆見(油断)は禁物なのかもしれない。
本書は、2006年日経BP社刊行のもの、ハイゼンベルクの「不確定性原理」は、私のような凡夫には有難い言い訳でもある、いわく「科学にもわからないことがあるさ」
その極が、不確定性原理と不確定性理論だ。
でも、その一方が破られてしまうかもしれない。
そういう、本は読んでみることになる、しかも、その中心人物が日本人(小澤正直氏)ということになると、なおさらのことである。
惜しむらくは、物理学の業界では、その理論を裏付ける実験結果がでるはどうかだが、本件は、とにかく微細な領域なので、すぐに検証されるかは保証の限りではない。
本書の結びに、現在のCPUを越えて、量子レベルで演算を行う「量子コンピュータ」のレベルで検証されるかもしれないと書かれているが、それまでは気を長くして待つほか無いようだ。
本書では、ものすごく微細な領域で、夢を見させてもらった。
ちなみに、本書の中の「無限小解析」という言葉に、自然科学を改めて見直さなければいけないと反省した。
いつまでも、人間は、「無限」を取り扱えないだろう・・・などという臆見(油断)は禁物なのかもしれない。