110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2009-03-31から1日間の記事一覧

滅びのチター師(軍司貞則著)

本書は1982年文藝春秋社刊行のもの、私は文春文庫版で読む。 チターという楽器があり、これを有名にしたのが「第三の男」という映画である。 実は、この映画は見たことが無かったので、見てみた(現在は、パブリックドメインというカテゴリーなので安価に入…

ルバイヤート(オマル・ハイヤーム著)

本書は1949年初版の岩波文庫版(1986年第32刷)を読む。 11世紀、ペルシャの科学者・哲学者、そして詩人でもある著者(万能な人、ダ・ヴィンチのような人だ)の、4行詩(ルバイヤート)を集めたもの。 本作は、こんなときに読むとしっくりくる。 世の中の、…