110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2010-02-13から1日間の記事一覧

二流の愉しみ(山本夏彦著)

本書は1984年講談社刊行のもの、私は中公文庫版(1995年初版)で読む。 山本氏の著作はいつも楽しく読ませてもらう、しかしながら、本書で描かれていた「昭和」は、とても懐かしく、ただただ郷愁を覚える。 本書では「沖縄どこ吹く風」で、ベンヤミンの「写…

物理と数学の不思議な関係(マルコム・E・ラインズ著)

本書は1998年三田出版会より刊行された、私は、2004年初版の、ハヤカワ文庫<数理を愉しむ>シリーズで読む。 昨年末、たまたま書店で3冊ほど見つけたのを買って、本作で読了ということになる。 最近は、哲学やら文学やらの本を濫読しているが、こういう自然科…