2010-03-06から1日間の記事一覧
本書は平凡社2002年刊行のもの。 少し前に、夏目漱石と「則天去私」について興味を持った、本書でも上げているが「私の個人主義」での講演内容との矛盾について考えたからだ。 もとより、漱石と仏教との関係は深かったのだが、当初は「禅」に向かったのだが…
本書は岩波文庫版(高田三郎訳)で読む。 著者の本は初めて読んだことになる、この歳にして。 以前は、古典であるギリシャ哲学、プラトン、アリストテレスなどは、少し伺っては、現代との時代性の差を元に(理性的な理屈ではなく)「古いものは悪いもの」の…