2010-11-05から1日間の記事一覧
本書は青土社1981年刊行のもの。 著者は天才的な哲学者だが、本著は気軽に読める、しかし「わたしの文章は、すべて、ゆっくりと読まれるべきだ」という著者の指摘に沿うことができなかった、思いのほか早く読んでしまったのだ。 本来は、著者の主著を読みつ…
本書は筑摩書房1988年刊行の「ゴッドと上帝-歴史のなかの翻訳者」を改題し、岩波現代文庫版化(2001年)したもの。 この著者は「翻訳の思想(ちくま学芸文庫)で虜になった。 基本的には、翻訳におけるそれぞれの言語の差を追求するものだが、その小さな(…