110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2012-11-03から1日間の記事一覧

<子供>のための哲学(永井均著)

本書は講談社現代新書(1996年初版)のものを読む。 私より年上だが比較的若い哲学者である本著者を、はずかしいことながら見くびっていた、それは、著作の題名があまり哲学らしくないように思ったからだ(「翔太と猫のインサイトの夏休み(ナカニシヤ出版)…

丁稚(花登筐著)

本書は日本文芸社昭和47年刊行のもの奥付には発行所印をおしてあり古さを強調している。 花登筐といえば、テレビの脚本を上げる事ができる、子供の頃はなんとなく再放送(細うで繁盛記)もので氏の名前を目にした記憶がある。 本書も書名からして、大阪商人…