110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2013-04-24から1日間の記事一覧

繁栄と衰退と(岡崎久彦著)

本書は1991年文芸春秋社から刊行されたもの、私は1999年の文春文庫版で読む。 副題に「オランダ史に日本が見える」とある。 最近、日本の国力の減速や衰退(発刊当時はそうではなかったが)が目につくが、これに対して歴史を参考にしようとい考えることはそ…

これからの「正義」の話をしよう(マイケル・サンデル著)

本書は早川書房刊行のもの、奥付を見ると2010年刊行であり随分前に流行ったことがわかる、私としては意外な感覚を覚えたのだが、現代感覚について鈍いということなのだろう(だから、平然と古書を読んでいられるのだろうが・・・)。 邦題は長ったらしいが原…