110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

負担を減らす

 自分の歩き方については余り書かなかったので、ここで何回かに分けて少し書いておこうと思った。
 前回の「歩道を歩く」もそうだし、今回のテーマもそうだ、矛盾していると思われるかも知れないが「負担を減らして」たくさん歩くのだ。
 最近、ウォーキングが流行っていて、この流行はとても嬉しいが、実は私の歩き方とは違うと思う。
 偏見かも知れないが、最近健康のためのウォーキングは、メタボリック症候群などの対応の為に、如何に効率よく体脂肪を燃やすかを求めているように思う。
 だから、腕を振って歩く、確かに、腕を振ると、その分運動量が増えるし、腕振りの回数を上げると足も連動しているので、時間あたりの歩数も上がる。
 結果として、より多くのエネルギーを消費する。

 でも、そんなことすれば、たくさん歩けない。前回も書いたが「筋力の或る人」なら良いが、私はそんな方法では、10万歩は歩けない。
 「できれば、もっと遠くまで行きたい」
 一般道を歩いていると、意外に上り下りがあったり、歩道の状況が悪くて、足に負担が掛かったりする。
 だから、体力や筋力は温存するのだ。
 
 足の上下は最低限、できれば、道とほぼ並行に擦るように動かす。
 手の振りは、自然に任せて振る。
 大きく振らない。
 左右に手を振る人がいるがそれはしない、必ず前後に振る。
 足に負担の掛からない靴を選ぶ、随分前に書いたが、私はアシックスが好みで、昨年、新しく履き替えたが、おかげで距離が伸びている。
 あと、これは何か「ウォーキング」関連のページで見たが、深呼吸をするように、ゆっくり呼吸をしながらして歩く。
 これは、歩数を重ねると最後の方は、意識しなくともそういうような呼吸になっている。
 そんなものだ・・・

 たぶん「当たり前」のことなんだろうな。
 でも、ここまでに数十年掛けてしまった。