2007-05-11 龍樹(中村元著) 読書 #読書 龍樹(ナーガルジュナ)の思想を解説したもの。 私としては「空」なるものがおぼろげながらにつかめたかという感じがします。 般若心経は「無」が多いのお経ですが、その中でも「空」が出てきます。 「無」は「有」と対をなすのに、「空」は対がありません(敢えて「不空」なる考えもあるようですが)。 そして、その「空」は「無自性」であり「縁起」である。 また「中道」は「仮名」であり「空」である。 なにやら「空」という考え方が重要なようです。 これに関しては、もう少し『復習』してみる必要がありそうです。